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2019.12.12

大学での講義

みなさま
こんばんは
ステンレス、灘削材の精密旋盤加工 精密旋盤・薄肉旋盤加工.COM の中川鉄工 中川ひろしでございます。
今日は夕刻から母校の近畿大学 経済学部での講義に行ってきました。
先月に続き2回目のシリーズです。
今の時代、日本的な経営がないがしろにされつつありますが、私自身はこの経営を変える気は今のところ毛頭ございません。
しかしながら今後の時流にうまく乗っかっていくためには、今の若者の気持ちをつかむ必要がございます。
今回は前回弊社の紹介をさせていただいたのを受けて、純日本的な経営の良い点、悪い点をグループに分かれて討議いただいた後の、グループ発表でした。
色んな意見が出てきました。
なるほどということもございました。
私が感じましたのは、まじめで良いのですが、経営者的な感覚での発表は、中々なかったように思います。
弊社は社員にも、経営者的な感覚を持って取り組んでほしい旨、お伝えしております。
私の掲げた使命や、目標に対して、考え取り組んでくれる社員さんに育ってもらおうとしております。
事実すごく価値観を共有し、同じ方向に向かって進んでくれている社員さんも多くなってきました。
概して今後はこの日本的な経営を進めにくい世の中になってきたということです。
お金儲けをするには、やはり頑張らねばというのが、今までの我が国の価値観です。
しかしながら、バブルの全盛期以降、楽してお金儲けをする価値観が出来上がりました。
その後リーマンショックという閉塞された時代を経験したのですが、、、
私は少なくとも中小企業としては、今後もこの日本的な経営は継続してやっていく必要があると思います。
本当に経営者にとっては難しい時代に突入いたしました。
社員さんの変革を含め、時代に打ち勝っていくためには大きな舵取りが必要です。
決定した方向を間違うわけには行きません。
精進しかないですね?

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