2015.11.17
中川鉄工ミュージアム誕生ストーリー その５
みなさま
おはようございます。
この企画も引っ張りまくって(笑)、早その５になりました。
今回は壁面に置いてある工場の歴代の看板、中川式英米螺旋装置機の取り扱い説明書、家族での写真についてお伝えさせていただきます。
この壁面に置いてある写真。
元々は私の祖父、祖母が亡くなって遺品の整理をしている際に、押入れの奥から出てきたものです。
きれいに箱詰めされていて何かと思って中を見ますと、昔の写真でした。
仲の良い若かりし頃の祖父母の写真。
それ以前の曽祖父、曾祖母。そして祖父の兄弟。
そんな中に一際心を打つ写真が2枚出てきました。
・祖父の兄弟と曽祖父とで会社の前で撮ったであろう、出征前の写真。
・中川鉄工の前身、中川鉄工所の社内で撮ったベルトかけ旋盤と社員一同の写真。
見た瞬間に震えが出るくらい込み上げてくるものがありました。
これはご先祖様のおかげだ。彼らの日の目を見せてあげるような空間を・・・
勿論事業が継続で来ていればそれで供養にもなりますが、それ以上に何かそういう弊社の歴史を感じる空間をと思ったのが一番です。
また、仏壇の中からお線香のにおいのする、中川式英米螺旋装置機の写真が出てきました。
弊社が昔メーカーであった名残です。
その時ご先祖様からものづくり屋なんやから自社商品をと背中を押された感があったのを憶えています。
その想いが弊社の2つ目の自社商品、TIE-M GLASSにつながったと思います。
次回は各ストーリーの写真を順次掲載していこうと思います。
