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2017.04.05

自動車会社の製造部門に習っているわけではないですが・・・

みなさま
おはようございます。
昨日ISO認証機関の勉強会に出席して来ました。
プロセスを重視したマニュアル作成の勧めをお話されていました。
私が一番目から鱗の情報は、自動車会社においての各社スタンスです。
不具合が出た際にどうやってますか?ということに対して、大手各社のスタンスが下記のようだそうです。

・不良品を除去するために2重、3重の検査体制を整備した。
・製品は、検査ではなく工程で作り込むもの。製造過程で不良品を作らないことを重視し、コストダウンと品質を確保している。
・不良品が発生した際には、なぜなぜを5回繰り返すことにより、発生原因を究明し、製造工程の改善を図っている。

さあ、みなさまのお会社はいかがでしょうか?
大手各メーカーのカラーが、もろに出ていますね?
お名前は出しませんが、もうご存知の内容なので、どこの会社かご理解いただけたのではないかと。。。
何が正解ではないと思います。
ですが、検査にお金をかけたくないのは共通ではないかと思われます。
弊社が現状行っているQMSの仕組みは下記のような内容です。
検査は最終検査を置き、クレームにつながる流出を食い止めております。人員を検査部門に配置しますとコストがかかりますが、お客様満足のために置いております。
工程では次工程はお客様という意識の元、各工程での作り込み意識の徹底を行っております。
それでも社内不適合は出てくるため、発生した際にはなぜなぜを行い、真の原因を究明し、再発防止につなげております。
これでも出るときは出てしまいます。
本当に難しい、永遠の課題です。

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