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2023.07.24

日本的経営

みなさま
こんばんは
ステンレス、難削材の精密旋盤加工 ステンレス精密旋盤加工.COM 中川鉄工 中川ひろしでございます。
先日弊社も設置しておりますTAKIZAWAのTOBの記事が、でかでかと載っておりました。
Nidecが工作機械業界に目を向けていることは、ここ最近の流れでした。
今回の新聞紙上で発表されたTAKISAWAですが、今期100周年を迎える老舗企業の一つです。
脈々と続く、創業者の思いが100年詰まっています。
その老舗企業に白羽の矢が立ちました。
最近企業の継続と存続を考えた際、やはり創業者の創業の精神に立ち戻る機会を多く持ちました。
一度もお会いしたことが無い曽祖父ですが、その曽祖父がどういう想いで会社を設立したかを、祖父や、父の面影から創造しております。
昨今欧米的経営手法のM&Aが流行しております。
世間ではうまくいったことのみが報告されています。
が、この裏にはうまくいっていない事例が、数多くございます。
私が思う企業文化は、切磋琢磨し続けてきた、血と汗と涙の結晶とも言える会社の歴史でもあると思います。
昨今株主優先の会社経営になってきているように感じますが、そこで働く社員さんや、お客様の満足が得れなければ、何の意味もございません。
大きくしていく過程で、弱者を買い付けて安易に大きくなっていくこの姿勢は、どうも共感することはできないです。
勿論M&Aでうまくいかれている企業もございます。
私個人の意見として、忘備録のごとく記録しております。

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