新型ウイルスという試練に思うこと
みなさま
こんにちは
ステンレス、難削材の精密旋盤加工 精密旋盤・薄肉旋盤加工.COM 中川鉄工 中川ひろしでございます。
ほんまに毎日この話題ばかりなのですが、、、
今日の致知出版社社長 藤尾氏のメルマガの文章です。
そのまま引用させていただきます。
仕事が終わって昨日の晩も数名の社員と、このコロナが終息したら、思いっきり羽延ばしてリフレッシュしに行こうと話していました。
いつ終わるかしれないですが、先人もいろんな危機を経験してきた歴史がございます。
今はじっと我慢の時。
あの時ほんまにしんどかったけどよくやったし、誰も感染せんで良かったなあと言えるように、今を大切にいきましょう。
心のウィルスを退治するために、心の免疫力を高めましょう。
以下引用
中国武漢に端を発したウイルス旋風は今も全世界で猛威をふるい
とどまるところを知らない勢いで加速しています。
4月7日、安倍首相は緊急事態宣言を発令しました。
この発令が効を奏し、
一日も早くこの騒ぎが終息することを願ってやみません。
20年前なら中国の一風土病で終わっていたかもしれないといわれる
感染症が全世界に及んだというのは、
中国が世界の工場となっていることと無縁ではないでしょう。
中国政府が国をあげて推進してきた一帯一路政策も
ウイルスの感染に拍車をかけたといえるでしょう。
ともあれ、人類は史上初の試練にさらされています。
ただ歴史を振り返ると、
これまで人類は天災(暴風雨や地震)や飢饉、
そしてこの度のような伝染病によって、
幾度となく生命の危機に直面してきました。
ちなみに100年前のスペイン風邪では
世界中で5億人が感染し、1億人が死亡。
日本も5600万人のうち45万人が死亡した、といいます。
即ち、人類は幾度となく危機に出遭い、
その危機を乗り越えて、
今日まで歩んできたということです。
渦中にいると、
いつまで続くか予測できない状態に振り回され、
暗たんたる気分になりますが、
この状況も必ず終息する時は来ます。
その日が一日も早く来ることを願って、
一人ひとりが自らを粛(つつし)みたいものです。
新型コロナウイルスは身体を蝕むウイルスですが、
こういう危機の時に大事なのは
心のウイルスを除去すべく、
心の免疫力を高めることが必要です。
そのためにはよい言葉、
よい教えにふれることが最高の薬だと思います。
122歳まで生きたジャンヌ・カルマンは
長生きの秘訣を聞かれて、
「2つあります。
笑うこと。退屈しないこと」
と答えています。
122歳まで元気に生きた人は身心のウイルスに勝ってきた人でしょう。
そういう人の言葉には力があります。
こういう言葉にふれるだけでも心の免疫力は高まります。
その意味で、最後に坂村真民さんの詩を2篇紹介します。
「試み」
人間が真の人間になるためには
いくたびかの試みに会わねばならぬ
試みには
神の試み
悪魔の試みがある
いずれにしても
いくたびかの試みに会って
初めて人は本ものになる
「仏のこころ」
追いつめられて
初めて人間は
本ものになる
だから本ものになるためには
絶体絶命の瀬戸ぎわに
立たされねばならぬ
天は人類を精神的にさらに進化させるために、
今回の旋風を全世界に起こしたのかもしれません。