BCP（事業継続計画）策定支援
みなさま
こんばんは
ステンレス、難削材の精密旋盤加工 中川鉄工 中川ひろしでございます。
このところの報道等で、みなさん不安をお感じの方ばかりではないでしょうか？
大手企業さんはほぼお持ちだと思うのですが、BCP（事業継続計画）なるものをご存知でしょうか？
丁度１０年程前に東日本大震災後ですが、大阪府商工労働会のご支援で、初期コースを無料で受講し、有事の際の初期対応のマニュアルだけ策定しました。
当時は大きな地震が来れば、我々中小零細は再起不能だと思っておりました。
また、リスクをより悪い、そしてもっとより悪い方向へ泥沼のごとく考えが及び、、、
地震は怖いけどどうしようもなことなので、仕方がないことだと思って流しておりました。
数年経ち、今回のコロナ騒動。
この有事という解釈では、このコロナもある有事であると思います。
以前新型インフルエンザというものがあり、弊社はまだ父の時代でしたが当時としては、用意、備蓄していたように思います。
丁度１０年程の歳月が経ち、、、
今回のこのコロナウィルスの蔓延です。
人間って怖い経験をしても、月日が経てば忘れて行っちゃうものなんですね？
今回目に見えないウィルスという脅威には、私も含め、みなさんもうんざりしているでしょう？
いつ終息するかも知れない不安と、どこにも行けないストレスで、老若男女問わず、ソワソワされていると思います。
そこでもう一回、今度は真剣に作り込もうと、再度門戸をたたき、本日の午後に策定支援をいただきました。
やはりこの無料支援策、申し込まれる方多いようです。
しかしながら、やっぱりうちには関係ないし、、、
とか、
面倒くさいからやめておこう、、、
とか、
時間内からペンディング、、、
このような企業さんが非常に多いらしいです。
物流も非常に発達し、新鮮なものが瞬時に手に入る、便利な時代です。
しかしながら、今回すごく感じました。
トヨタの生産方式に倣い、要るものを要るだけという価値観が蔓延し、他の国に比べて、悲しいかなこの国では、手厚く保護していただきにくいということです。
一番わかりやすいのが、マスク。
私自身も結構なアレルギー体質で、花粉症で結構苦しいのですが、町のドラックストアには全然ないし、国も、公共団体も備蓄していない。
配る予定の布マスク２個もいつになったら届くのか？
となれば、企業が、また個人が先々起こるべくリスクを考え、然るべき備えをし、演習を定期的に行うこと。
が求められると思います。
政治家さんは良く頑張っていただいていると思います。
（たまに国会中継見たら腹立つこと多いですが、、、）
これでええってないと思います。
だからこそ、経営者においても品質が求められると思います。
どこまで行ってもこれでええはないと思います。
進化あるのみではないでしょうか？
こういう時間が取れる時こそ、将来起こるべきリスクを考え、備えてまいりましょう。
