不況に対する心構え
みなさま
こんにちは
ステンレス、難削材の精密旋盤加工 精密旋盤・薄肉旋盤加工.COM 中川鉄工 中川ひろしでございます。
我々製造業を含め、結構今回のコロナ蔓延において、経済的なダメージを受けておられる企業が多くなってきているようです。
弊社は、感染者が出た際の稼働状況についての懸念がございます。
仕事はあるが、工場が稼働しないということです。
所謂リーマンの不況を経験し、もうあの時の再来は嫌だという想いで、今まで経営活動を行ってきました。
今日の経営者仲間が上げてくれたFB投稿で、経営の神様 稲盛和夫さんが不況に対する心構えを上げておられるようです。
https://www.kyocera.co.jp/inamori/special/prepare/
7つあるようですが、私は最後の不況に備えての対策5の、良好な人間関係を築くということについて、社長になって今まで結構力を入れてやってきたと思います。
https://www.kyocera.co.jp/inamori/special/prepare/07.html
(以下内容より引用させていただきます。)
不況という苦しい局面を迎えたときに、職場や企業の真の力が問われます。
本当に苦楽を共にできる人間関係ができているのか、そうしたものを大切にする職場風土、苦労を分かち合える社風ができているのか、などが正面から問われるのです。
不況は職場の人間関係を見直し、再構築する絶好の機会ととらえて、さらにすばらしい職場風土をつくるために努力することが大切です。
このようなことは容易にできることではありません。
力を合わせなければならないときに限って、従業員の不平不満が爆発するものです。
しかし、そのときには嘆くのではなく、それが自分のこれまでの経営だったのかと謙虚に反省し、改めてすばらしい人間関係を構築していくことがたいへん大事なことだと、私は思います。
(ここまで)
中々難しいことなんですが、弊社で長年従事してくれている社員さんは、前回のリーマンショックを共に経験し、乗り切ってきたある意味同志です。
それ以降、良好な人間関係、信頼関係を構築すべく、お互いに言いあったり、議論してきて今があると思います。
勿論他の内容も大事です。
しかしながら不況になる前に好調なときに、すべてするべきことだと思います。
良好な人間関係は一番は社員さんとの信頼関係ですが、企業活動を取りまくすべてのステークホルダーのすべての方々との良好な人間関係が重要だと思います。
経済は好景気があれば、必ず不景気があります。
この間の世阿弥の言葉を借りれば、男時と女時があります。
どういう状況であれども、目の前のやらなければいけないタスクに、精一杯取り組んでまいります。