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2019.11.08

大きな転換期に、、、

みなさま
おはようございます。
ステンレス、灘削材の精密旋盤加工 精密旋盤・薄肉旋盤加工.COM の中川鉄工 中川ひろしでございます。
昨日のブログでも少し触れましたが、弊社はじまって以来の大改革を行います。
今まではその機械の担当ということで、より深く、よりエキスパートに対応できる技術者をというしくみで製造現場は動いておりました。
特に汎用旋盤の加工技術は、日々の仕事の積み上げで経験による部分が非常に多い職種です。
勿論チームの中でのローテーションも適宜行い、そのチームの中では誰でも、どの機械を使うことができるようにという理想を求め、社内の技術の確立を行ってまいりました。
一部まだまだのところもございますが、ある一定の成果も出てきたことが感じられます。
ですが、今年施工の働き方改革の大きな国の舵取りの荒波に揉まれて委縮する前に、大きな決断を行いました。
社内の各チームを飛び越えた、ジョブローテーションを、今期の後期が始まる来年初め2月より行います。
今現状の問題点として、欠勤や有給休暇を取得した際、その休んでいる社員が使っている機械が、電源も入っていないのが常態化している事象がございました。
時間が短くなる中で生産性を向上させるためには、如何にして機械の稼働率を上げていくかが一番の課題です。
このままでは、就業時間が減れば、その分生産量も減り、社員の幸せとうたっている経営理念の理念に反することになってしまいます。
大分前からそういう話は専務以下リーダー社員とはしてはいたのですが、ここに来て、この先、5年、10年何もしないで過ぎていく将来はないなあっと考えた結果です。
今までその時流に乗るべく、まずはものづくり企業のベースにある3S活動を始めました。
まずは働く環境を自分たちで良くするのと、生産性を向上させる、そして人を育てていくというところからでした。
その後、3Sのベースができれば、ISO9001取得。
そしてコンサルを使わずに航空・宇宙・防衛向け国際認証JISQ9100の取得。
このあたりから、大分会社の組織としてのしくみができてきました。
そして今取り組んでおります、人間学の勉強会。
過去に成功された先人の紹介文を読み、仕事はやはり、頑張るべき時には頑張らねばという風土ができかけてきました。
これはひとへに社員の数名と作った理念、そして私が毎年掲げる目標に向かって、社員がついてきてくれているからに他ありません。
時代が変わろうとするとき、今までとまるっきり違う価値観を持たねばならないときがございます。
祖父や父の現役時代も、数多くの荒波を乗り切ってまいりました。
ここに来てその荒波に巻かれる前に、決断し、実行していく決意ができ、昨日の朝礼で発表しました。
継続していくうえで、これでいいは後退です。
これでいいのか?
そしてまずはやってみるという私の決断に、ついてきてくれる社員があってのことでございます。
この先、5年、10年たって、ああ、あの時ほんまに行動してよかったなあと思えるような成果を期待し、社員の頑張りに期待したいと思います。
有難いことにこの話以降、既にチーム内での配置転換を始めてくれています。
意識改革。
今一番必要なことではないでしょうか?

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