事業承継について
みなさま
おはようございます。
ステンレス、難削材の精密旋盤加工 中川鉄工 中川ひろしでございます。
本日は愚息は用があるといって会社へは来ておりません。
一日だけか?ってことはないでしょうが、お会いされることがあればいじたってくださいませ。
さて、昨晩は顧問いただいております会計事務所主催の事業承継セミナーがあり、出席してきました。
弊社は理解のある会長から私の代への事業承継は、顧問会計士さんの助言もあり、本当にうまく継承させていただきました。
また一番景気の悪い時期の承継であったため、株の評価額も底で、非常にうまく引き継ぐことができました。
ですが、特例の事業承継税制がこの4月に施工され、優遇処置があるということで聞きに行ってきました。
概ね、これはうまく使えばすごく優遇されると思います。
メリット、デメリットはございますが、一度検討されてみる余地はあるのではないでしょうか?
ただ、この5年間の間に計画書を提出する必要がございます。
是非まだの企業さんは認定支援機関の会計事務所さんにご相談されることをお勧めします。
ちなみに弊社のお世話になっておりますのは、古谷会計事所さんです。
質疑応答でなぜ今この特例の税制を施工しないといけない時代背景なのですかと質問させていただいたのですが、就労人数が減っていく中で、もうかっていない中小企業はどうぞ消えてくださいという国の方針があるのでは?
というお答えをいただきました。
最近の施策について感じるところですが、より元気な企業さんはより元気になっていけるのですが、構造不況や人員の確保ができない企業さんは、生き残るべく奮闘されているのですが、中々うまく有利な施策に乗っかれない現状があると思われます。
最後のまとめで、今後より一層就業人数が少なくなっている中で自社のビジネスモデルをより一層明確にし、強い企業体質にして、次世代の承継者に継承できるような会社つくりに徹しないといけないとおっしゃってました。
すごく勉強になりました。